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植物生命科学研究科

 本学科は、作物学分野、園芸学分野、植物育種学分野、植物病理学、応用昆虫学分野と植物生理学分野の6分野から構成され、9つの研究室に分かれて研究活動を行っています。
 
 人間生活に役立つ多様な植物や昆虫の機能を遺伝子レベルから個体群レベルで解明するとともに、岩手大学農学部の強化分野である寒冷生物の環境適応機構の解明、植物ウイルスを利用した次世代生産技術の開発、新品種育成など、「岩手大学ならでは」の卓越した基礎および応用研究を推進することで、「植物生命科学」;ならびに「農学」に関する専門知識と技術を習得させ、地域社会のリーダーとして活躍する専門職業人、またグローバルな視点を持った研究者・技術者として国内外で活躍できる人材の育成を行います。また、卒業研究を学科外である持続型農業生産分野web2web3web4web5で行う可能です。

アドミッションポリシー

植物生命科学科では、植物および昆虫の生命現象と農学に関連する生命の機能を解明するための基礎知識を生物学や化学的な観点で学習します。さらに、農産物や農業生物を有益な資源として生かすために生命科学技術ならびに論理を学びます。
そのために本学科では次のような能力・資質を備えた入学者を求めています。

  • 生命機能の解明や生命資源利用を学ぶに相応しい基礎学力

  • 生命科学や生命資源の可能性を数量的・論理的に推理・解析できる分析力

  • 食料の安定供給と環境負荷低減を両立させる戦略・論理・技術を学ぶ意欲

  • 新たな生命現象や未利用資源に関する成果を社会へ還元する行動力

学びの特色

1 羅的な座学教育および実験を通じて
幅広く農学と生命科学の知識や技術を習得

初年次の農学概論をはじめとして、各研究分野の専門的な座学教育により、知識を集積します。さらに、3年次の各分野の学生実験を通じて、得られた知識を活かし、理解するための研究手法を身につけることができます。

 

2農場での実習や試験圃場での栽培研究を通じて
実践的な感覚と経験を身につける

実際の栽培現場に近い研究農場における実学教育を受けることができるため、植物の播種から収穫にいたるまでの肥培管理や病害虫防除を含めた栽培の全行程を農学的・生命科学的な視点から学ぶことができます。

 

3岩手ならではの寒冷地農業の研究を行うことで
植物生命科学の発展に貢献

3年後期以降の研究室配属後は遺伝子・タンパク質レベルでの基礎研究からフィールドレベルでの応用研究までを通して、生命機能の解明や有用植物の遺伝育種・機能開発、新規作物の創出、植物ウィルスと昆虫の制御および機能利用の研究を行います。

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